2021年入社(中途)
社会システム第二部
経営部スポーツ系学科
前職でマレーシアの海外赴任を経験。そこでの生活がインフラ業界に興味を持つきっかけとなりました。マレーシアではまだインフラ整備が十分に行き届いておらず、とくに私が住んでいた地域では、日本のように「蛇口を捻れば当たり前のように飲み水がでる」という環境ではなく、雨で道路が浸水することも日常茶飯事。改めて日本のインフラ整備の技術に感動し、帰国後は上下水道設備に関する仕事を通じて社会に貢献したいという気持ちが強くなりました。とはいえ未知の業界。この会社の求人を見た時も、どんな商品を扱い、どう仕事を進めていくのか、今ひとつ理解ができませんでした。そこでこれはもう面接ですべて聞いてしまえと。人生で一番質問したかもしれません(笑)。それでも担当の方が、ひとつ一つ丁寧に詳しく教えてくれたのは嬉しかったです。面接後も定期的に連絡をくれるなどフォローも手厚く「人を大切にする会社なんだ」と思い入社を決意しました。
私の担当は神奈川県内の地方公共団体が公募する、上下水道施設の電気工事や点検といった入札案件への対応。自治体の公告を確認したら、入札に参加するか否かを営業部内の打ち合わせで決定。参加となればフィールド技術部へ工事見積を依頼し、並行して関係各所への連絡や打ち合わせ、スケジュール調整などもおこなっていきます。入札は大きいもので15社もの企業が参加する案件もあり、その中で落札できた時には大きな喜びを感じます。私はまだ経験も浅いこともあり、主に書類作成を担当。公共団体に提出する書類では少しのミスも許されません。そのため作成後は上司や先輩に2重、3重チェックをしてもらいながら進めています。大きな責任がともなう分、やりがいも大きい。この緊張感が、成長を加速させます。
魅力はたくさんあります。例えばお休み。カレンダー通りの休日に加えて、有給休暇は入社日に付与、コロナ禍ではワクチン接種特別休暇(2日/回)も新たに導入されました。私の部署は基本的に定時退社できているので、ワークライフバランスも取りやすい環境です。あとは資格取得支援。私自身、現在「第二種電気工事士」の資格取得へ向けて勉強しているのですが、教材費や受験料はすべて会社に負担してもらっています。フィールド技術部には電気のプロが多数在籍しており、社内で講習も開いてくれるので試験対策も万全。意欲次第でどこまでも成長できるので、モチベーションも上がる一方です。まさに「人を大切にする会社」入社時に思い描いた通り、いやそれ以上でした。そのほか待遇や福利厚生も充実しているのですが、個人的にはやはり仕事のやりがいが大きいですね。自分の仕事が人々の快適な暮らしを支えている。そんな誇れる仕事ができることが、一番の魅力です。
入社してすぐは初めて使うソフトや書類作成の多さに戸惑い、細かいミスを指摘されることも多かったのですが、先輩からの指導や失敗した原因の分析を繰り返すうちに、徐々にではありますが精度が上がってきたように思います。ですが、先輩たちの仕事ぶりに比べるとまだまだ。日々、勉強あるのみです。憧れの先輩たちに追いつけるよう、まずは与えられた仕事を丁寧にこなしながら専門的な知識を深めていき、ひとつの工事を完成まで見届けられるようになる。これが直近の目標です。そして将来的に役職を任されるようになったら、なんらかのカタチで海外の上下水道整備に関わる仕事もやってみたいです。マレーシアの皆さん、待っていてください。